DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展、IoTの普及、テレワークの推進。様々な事象のデータ化が進み、ネットワークを流れるデータトラフィックの量は飛躍的に増大しています。これにより、企業のネットワークにおける輻輳が問題になっており、その対策が急がれています。
輻輳とは
ネットワークの混雑を輻輳(ふくそう)と呼びます。
インターネット接続における品質低下・速度遅延の原因は、回線事業者の網内にある網終端装置(インターネットの出入口)で、ユーザのトラフィックが輻輳していることによるものです。 この装置は回線事業者の所有であり、プロバイダー(ISP)側で拡張することができない為、根本的な改善が難しいのが現状です。
輻輳で困ること
ネットワークで輻輳が起こるとトラフィックが正常に流れない為、「インターネットの閲覧ができない」「クラウド上の業務ツールが動かない」「ユーザーに提供しているサービスサイトが固まる」といった事象が発生し、ビジネスに多大な影響を及ぼしてしまいます。
アルテリア・ネットワークスのご提案
アルテリア・ネットワークスではお客様の環境や用途に合わせて選択可能なサービスを複数ご用意しております。代表的な解決方法を例に挙げ、ご提案いたします。
回線を専有型にする
近隣ユーザーの影響を受けやすい「共有型」のインターネット回線から、1本の光ファイバーをお客様ごとに提供する「専有型」のインターネット回線に切り替えることで、安定した通信を実現します。
【関連サービス】
回線速度を増速する
増大するトラフィックも余裕をもって捌ける回線速度(2.5Gbps、5Gbps、10Gbps)にすることで、インターネット接続のボトルネックを解消します。
【関連サービス】
トラフィックのルートを変える
従来のPPPoE方式での接続から、IPoE・IPv4 over IPv6方式での接続に変更することで、混雑する網終端装置を避けて直接インターネットに接続することが可能となるため、混雑が起こりにくくなります。
【関連サービス】
導入事例
株式会社ソフトクリエイト様
通信のボトルネックとなるインターネットへの出入口を、専有型の10Gbps回線にすることで輻輳を回避!
※導入時はARTERIA光 インターネットアクセスにて導入
※ARTERIA光 インターネットアクセスは2022年4月1日よりUCOM光 ファストギガビットアクセスに名称を変更しています
導入事例記事はこちら