この度アルテリアグループは丸紅株式会社とセコム株式会社の当社株券に対する公開買付けにより、上場企業から、両株主のもとでこれまで以上のスケールとスピードで成長を推し進めるための新たな経営体制に移行することになりました。

当グループが手掛ける、法人向け専用線、ＶＰＮ、インターネットなどの通信インフラサービスと、マンション向けＩＳＰサービスを取り巻く環境は、非常に変化が激しく競争も厳しいものですが、それだけ世の中から必要とされており、これから技術革新と共により大きな未来が開けていくと考えられます。

当グループは2021年に公表した中期経営計画に沿って、基盤事業である通信サービスの最適・最新化、D2Cサービスを軸とする新規事業の開発、そして働き方改革とSDGsへの対応と、新たな成長分野にも注力し順調に成長しています。

今後直面する環境変化を的確に捉え、さらに成長を加速させるため、上場時も筆頭株主であった丸紅に加えて、データセンター及びクラウド接続サービスや情報セキュリティサービスに強みを持つセコムが株主となりました。

セコムグループでは「2030年ビジョン」を策定しており、その中で、”いつでも・どこでも・誰にとっても・切れ目のない安心“の提供を目指すことが掲げられています。これは当グループのタグライン（合い言葉）「つながる地球に、新しい鼓動を。」に通じるものであり、ここに「安心」も加わることで、より強力にこれまでにないシナジーの創出にもチャレンジできる環境を整えました。

さらに当社は現在国内外の光海底ケーブル事業や新たな通信サービス事業の検討にも着手しています。新体制の下、両株主から最大限の支援を引き出し、これまでより高いステージへ飛躍する企業を目指して参ります。