DX事業本部 髙村さん INTERVIEW
DX企画部
2022年入社
工学研究科 知識社会基礎工学専攻
大学院ではデータ分析や機械学習などについて研究した。研究室のサーバ管理やネットワーク構築に携わった経験から、アルテリア・ネットワークスに興味を持ち入社。現在はDX企画部で新規事業分野に挑戦している。
Q1.現在の仕事について教えてください。
所属しているDX企画部では、弊社サービスをご利用中のお客様を対象としたD2C(Direct-to-Consumer)サービスの企画・開発・運用を手がけています。新規事業として取り組んでいるものですが、私はその中でもマンション向けのインターネットサービスのポータルサイト「PORTAS(ポルタス)」の開発・運用を担当しています。
開発のフローは、企画⇒設計⇒実装⇒テスト⇒移行⇒運用となっており、私は設計以降の工程を開発ベンダの協力を得ながら進めています。運用面では、オペレーションの手順書作成や障害に対する恒久対応の検討等に携わっています。
また、このサービスはインフラ基盤としてAWS(Amazon Web Service)を利用しています。AWSのバージョンアップへの対応、利用するサービスの適正化によるコスト削減、基盤構成の改修等も手がけています。
Q2.仕事をするうえで、心がけていることは、どんなことですか。
「PORTAS」はマンションにお住まいのお客様に直接提供しているwebサービスです。このため、サービスのリリース後に問題が生じることのないような設計にしておくことが重要ですし、またテスト段階でもしっかり問題を潰しておかなければなりません。どのような事態を想定しておく必要があるのか、先回りして考えるように心がけています。
一方、仕事の進め方ではまだ甘いところがあり、自分がチェックしただけなのに、会社としてチェックが完了したと受止められるような表現をして、上司から注意を受けました。協力会社も含めてチームで仕事を進めていく必要があるため、コミュニケーション上の誤解が生じないようにしなければいけないと思っています。
Q3.仕事の魅力、やりがいはどんなところですか。
新卒新入社員として参加したため、決まった手順に沿った業務が多いのかなと思っていたのですが、実際には自らの頭で考えて行動する場面が多々あります。自律的に必要なタスクを選択し、実行に移していくことになるので、非常にやりがいを感じています。自分で考えて行動することが求められる分、学び取るものも多く、知識や経験がどんどん身についている実感があります。
また、ネットワークやインフラに関心があったため、AWS関連の仕事ができていることも喜びの一つとなっています。コンテナ型仮想化技術を扱っており、Docker(ドッカー)、Kubernetes(クバネティス)といった連携ツールに触れることができるのも魅力です。
DX企画部の仕事は新規事業と位置づけられているので、会社としての新しい挑戦分野に携わることができているのも、やりがいのあるところだと感じています。
Q4.どんな時に自分の成長を感じますか。
AWS関連のことは学生時代に経験がなく、仕事に就いた当初はミーティングで飛び交う言葉の意味もわかりませんでした。このため、その都度、必死に調べて用語の意味を理解するように努めたところ、今ではミーティングの内容がスムーズにわかるようになってきました。会社からはAWSを自由に使える環境を用意してもらっているので、そこで動作確認など検証をすることもでき、成長に役立っていると感じています。
また、「PORTAS」では、新しい機能を次々に開発してサービスに追加しているのですが、その開発に関して、設計からリリースまで一通り経験したことで、仕事の全体像がわかり、次にどんな行動をすればよいのかわかるようになりました。上司からは、その点で「成長したね」と言っていただいています。
Q5.学生の皆さんへメッセージをお願いします。
アルテリア・ネットワークスは、ネットワークやインフラに強みを持つ会社として知られていますが、DX企画部では、D2Cサービスを扱っており、ソフトウェアとインフラの両方のスキルが求められています。クラウドサービスにおけるセキュリティを確保したIDaaS(Identity as a Service:アイダース)認証など、新しい技術も積極的に採用しており、会社として技術ファーストで投資をしています。こうした非常に前向きな環境で新規事業に挑戦しているので、日々、ワクワクしながら仕事に取り組むことができます。この分野に興味を持つ方は、ぜひ門を叩いてみてください。若い力で一緒に新規事業を成功に導きましょう!